今、私は気力を無くしている。 落ち込んではいないが、何事も
やる気が起きないのである。 原因はわかっている
かといって、最低限の介護はしなくてはいけないので、かろうじて
日常生活は維持できている
昨夜、早々に寝てしまった。母のなにか言っている声も無視して
寝入ってしまう
目がさめてのは3時過ぎ、電気をつけると <電気がついた> と
母の声がする。 境の襖を締め切ったまま寝ていたのだ。
しばらくの間、億劫で、介助をするかしないかぼんやりしていたが
意を決して介助する事にした
襖を開けると母は敷居の近くまで這い出してきている
寂しかったのだろうか
便あり。 介助が終わると直ぐに眠りにつく
今ではこの深夜の介助が終わるまでは眠ろうとしない
ナントかしてと言いたくなるが、これがあるから私も均衡を保てて
いるのだ。 母と私の二人さんきゃくです